ガンバル母さんへのご褒美

これも！あれも！！　　おいおい、コレもかよ！！！

って、持ってるジーンズ３本の右足にこぞって、穴が開いてました。



どんだけ、仕えてんだ？！ワタシ？？
どこの主人にひざまずいてんだ？ワタシ！！！



ってことで、すごく久しぶりにジーンズを買いに行きました。


ずら～と並べられたジーンズ。
どこがどう違うのかさっぱりわからん。
その辺にいた店員さんを捕まえて、ジーンズが欲しい旨を伝えた。

「お客様は、今何インチ穿かれてますか？」と聞かれる。
でも、あまりに久しぶりすぎて、自分が何インチ穿いてるのかすっかり忘れている。

だから、忘れちゃいました。というと、多分お客様だとこれくらいだと思いますと、あるインチ数を言われた。


じゃ、そのインチで色はこんな感じで、形はこんなんがいいな～という希望を伝え、店員さんに２本選び抜いてもらった。



そして試着室へ。


確かに店員さんの言うとおり、そのインチでフィットした。

もう、これでいっか♪ってことで、店員さんに見てもらったら、その店員さん！

「お客様、まだこれだけ余裕ありますよ！もう一つ、下のインチにしましょうよ！」と言うではないか。

いやいや、確かにウエストは余裕があったとしても、もうモモはヤバイっすよ！もうこれでいいっすよ・・・。
というワタシの言葉を聞くか聞かないかのうちに、もう一つ下のインチを持ってきた。

ワタシだって、そりゃ～、嫌な気はしない。
お客様が思ってる以上に細いですよ！って言われてる気がするじゃん？


だから、素直に穿いてみた。



が！！！
か～な～り～～～、ヤバイ！
そりゃ、さっきよりウエストはフィットしてるが、モモがモモがぁ～～～～！！！

もう、これじゃスパッツじゃないかしら？（え？レギンスって言うの？）ってくらいフィットする履き心地。

しかし、店員さん、これまたびっくり発言！


「お客様、まだまだこんな伸びますよ！もう一つ下の方が絶対かっこいいですよ！」と言うではないか！
ワタシのモモのあたりのジーンズ生地をひっぱって。
ひっぱられるたびに、ワタシの体も揺られるのに、まだこれでも余裕あるってか？！

これ以上、下ってありえない！！！！！



・・が、またも穿いてみた自分・・・。（穿いてんじゃん！！）



もう、完全にヤバイね・・、こりゃ・・・・・・・・。

なにが？どこが？って、もう、ウエストが息を止めなきゃはまらない。そして、ファスナーだってナニかを挟みそうだ。

それに、それに・・・・・・。
もう、モモが・・・。モモが・・・・・・・・・・・。
ジーンズの下で分離してるじゃないかってくらい、お肉たちが押し込まれた状態。
行き場所がないお肉たち、さぞやもがき苦しんでいるだろう・・・・・。

そうね・・・。
例えるなら、ホラ、今の時期、お歳暮なんかでくる、例のアレよ、アレ。
御節の一品として。または、オードブルの一品として重宝する、例のアレ。
タコ糸でぐるぐる巻きにされた後に、密封されたヤツよ・・・。　えぇ、わかるでしょ、奥様なら・・・・・。あぁ・・・。






そんなハムモモをこれ見よがしに見せてナニが楽しいのさ、ワタシ。

「お客様、素敵ですよ～～！！やっぱり、ジーンズはこう穿かなきゃ♪　今は、こうやって穿くのがカッコいいんですよ！」



・・・・・・・・・・・・・・・・・。


だまされるな、自分！
冷静になれ！！自分！







でもさ、あぁいうとこの鏡って、なんだかいつもの自分より細く見えない？
それでいて、ちょっと足が長く見えない？？






ハイ♪お買い上げ～～～






なにやってんだ！自分・・・・・・。

すっかり調子こいちゃってるじゃないか。







いい歳こいて、服やの鏡はかなり美化して見えるってことくらい学習しようよ。





買ったはいいが、冬眠間際の哺乳類が皮下脂肪を蓄えるこれからの時期、このジーンズが日の目を見る日はくるんだろうか？