少しの過信が招いた娘の事故

久し振りにおひとり様ランチ。


それも、COCO壱。

少しの過信が招いた娘の事故

“チキンと夏野菜カレー”。



あれ?
こんなシャビシャビだっけ?
とか思いながら食べました。


それはそれで美味しかったです☆





◇  ◇

事件はある日突然、予想もしない時に起こった。



平日の夕方。


ワタシは未だ帰宅していない。


家の中には、ばぁばとMAYさん・YUIさん。(じぃじ不在)

YUIの腕に出来た、虫さされ。
掻きすぎてとびひの手前。

近くの病院に行こうとするばぁば。


MAYさんに一人になっちゃうから一緒に行こうと誘う。

6歳になったばかりのMAYさん。
やり始めたばかりのぬり絵から手を離したくない。

「一人で待ってるから行ってきて」と。

近くの病院(所要時間30分程度)だから、この時ばかりはと、ばぁば、MAYさんを一人残して
YUIと病院へ向かう。






30分後 帰宅。






家の外でMAYさんが尋常でない泣き方をして、家を指さしている。
泣きじゃくりながら
「火花・・バッと・・・・はさみ・・・ひっぃっく ・・・ウワ~~~~ン」


ばぁば、何事かと血相変えて家へ飛び入る。






遊び場へ行くと、そこには、切れたコードと一本のはさみが転がり、白い壁が黒く焼けていた。





何が起きたのか。

30分のうちに何が起こったのか。




そのうち、MAYさんが落ち着いてばぁばに話出した。
怒られると思いながら、びくびく。
そして、その時のことを思い出してはまたメソメソと。



2人が出かけた後、残されたMAYさんはテレビ台の引き出しに入っている画用紙を使いたくて
取りだしに行った。

そして、その画用紙をいつものようにはさみで切った。


途端。。。。





バンッ!!




と大きな(彼女が聞いた音はかなりの大きさだったようだ)音をたてて、火花があがったというのだ。

そう・・

MAYさんは、コンセントにつながれたテレビのコードをはさみで切ってしまったのだ。


切ったとたん、音とともに火花があがる。




電気の走るコードを。。。。
はさみで。。。。。


それは、大人だって想像しただけで身震いがすること。


6歳児には、その恐怖はワタシ達の想像以上のものだろう。


その火花が壁を焦がし、はさみをこんな状態にした。

少しの過信が招いた娘の事故

ステンレス部分が、焼け落ちているのがわかるだろうか。

幸い、持ち手がプラスチックだったこのはさみ。
全てがステンレスだったらどうなっていただろうか・・。

火花が画用紙にうつっていたら・・。


考えただけでゾッとした。





話し終えたMAYさんが
「ママとパパに怒られるーーー」とまた泣きだしてしまったという。



ばぁばから帰宅途中だったワタシの携帯に電話が入る。
「たかが30分だと思って、一人にした私が悪かったよ。
 だから、MAYちゃんを怒らないでやってほしい」と。


ばぁばが悪いわけじゃない。

ワタシがばぁばの立場だったら同じことをしていただろう。
たかが30分。一人で遊んでいられるだろうと。


もちろん、MAYさんは悪くない。

コードなんてどうでもいい。
テレビなんてどうでもいいのだ。

あなたが無事でさえいてくれれば・・ 



悪いとすれば、コード近くに画用紙をしまっていたワタシが悪いのだろう。






帰宅したワタシは、叱られるかもしれないとびくびくして部屋の隅に座り込んでいたMAYさんに駆け寄って抱きしめた。


「無事でよかった。 どこも痛いとこない? どこも怪我してない? 怖かっただろうに・・」
と背中をさすった。

そして二人でまた号泣してしまった。



子どもの事故はいつ・どこで起こるかわからない。
少しの過信が取り返しのつかないことになるかもしれない。








この事故で、改めて色々なことを考えさせられた。












PS:虫さされを診てもらっても泣かなかったよ~褒めて~と YUIさん。
   ごめんごめん。すっかり蚊帳の外状態だったね(汗





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この記事へのコメント
ほんの少し目を離した隙に…って事件ありますもんね。
怖いですね

大事に至らなくて良かったですね
Posted by ただまま at 2010年07月09日 22:12
MAYちゃん、無事でよかった。。。
読みながら泣いてしまった・・・

自分たちが幼稚園の年長さんくらいの時は
ひとりで留守番したり、自転車で出かけたり
してた記憶がありますけど。。。

6歳くらいならひとりにしても大丈夫だろう&
どこかのタイミングでだんだんそういう機会も
持たないと・・・という気持ちもあったりして。
だけど「もし地震が来たら・・・火事があったら・・・
だれか知らない人が来たら・・・」
なかなか難しいですよね。。。
ともかく、無事でよかったです。。。
Posted by 雅山建築社長 at 2010年07月10日 04:53
>ただままさん♪

そう。
ほんの少しの隙に、取り返しのつかないことに・・

考えただけでぞっとします。

NEWSでそういう事故を見ると、「一体親はナニしてたんだ?!」という憤りでいっぱいですが、今回のことで“明日はわが身”と思いました。

気をつけないと・・。
と改めて誓った日でした。
Posted by misato at 2010年07月11日 12:56
>雅山建築社長さん♪

そうそう。
自分のときは、ホント放置されてましたもん(笑
よく、ここまで何事もなくこれたな~と。

いつかは、“一人でお留守番”って時期もくるんですよね。でもいっつも“最悪のこと”を考えてハラハラどきどきする自分もいるんでしょうね。

子供は突拍子もないことをしますよね。今回のことで改めて肝に銘じました。

わが子の命は、家だとかテレビだとか、そーゆーものより遥かに大切だと実感しました。

ああ、ワタシも人の親になったんだなぁ・・・シミジミ
Posted by misato at 2010年07月11日 13:03
自分の事のように涙があふれてます。

大事にならなくてよかった。
お嬢さんの心は大事なのでしょうけれど。

どの家庭にもありえることなんですよね。
誰も悪くないのです。
偶然が重なってしまったのです。

私ももう一度、『子供を守る』
ということをじっくりと考えてみたいと思います。

考える機会を与えてくださって、ありがとう。
Posted by planner fuyuko suzukiplanner fuyuko suzuki at 2010年07月13日 11:40
>フユコさん♪

誰も悪くないと言ってくれると、フッと楽になります。
ありがとう・・。(涙

そう、危険なんてそこら中に転がっているんですよね。
偶然が重なって最悪の事態にならなかったことに感謝です。

先回りして、何でも防御するというのはちょっとやりすぎかもしれないと思いますが、なるべくなら避けて通してあげたいですね。

肩の力を抜いてくれてありがとう☆
Posted by misato at 2010年07月14日 08:40
この出来事は、きっとお留守番してなくても、おこりうる事件だよね。誰もが予想できない事件だと思うよ。MAYちゃんも心配だけど、ばぁばも心配な私です。

これから待ち受けている子育てには危険がいっぱいだって改めて実感しました。
Posted by わかば at 2010年07月14日 22:20
>わかばさん♪

さすが、ご近所さん☆
ばぁばの心配までしてくれてありがとう<(_ _)>
自分が起こす過ちには甘いくせに、ひと(じぃじ・ばぁば等)過ちには厳しいワタシです・・反省

これから育児するママさんには、過剰な心配まではしてほしくないけど、いつ・どこにでも危険は潜んでるってことは確かだよ。(脅すつもりか?)

大事に至らなければ良し!ってことで。
大らかに育てたいものです(*^。^*)
Posted by misato at 2010年07月15日 08:56
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