ばぁば(実母)が、昨日から女友達数名と“蟹 食べ放題ツアー”という旅行に一泊で出かけている。
もちろん、じぃじは置いてきぼりだ。(まぁ、いつもだが・・・。この歳になると『女友達が一番!』とばぁばはよく言う。同感だ。)
そんな置いてきぼりのじぃじが、対抗してか「今夜はウチでも蟹だぁ~!」と言ってズワイガニを買ってきてくれた。
(出汁用にワタリガニも・・)
ラッキ~♪
ってなことで、昨夜は蟹鍋にした。
まぁ~♪
文句なしに美味しい。
外食することを思えば、安いもんだよね。
センキュ~~、ジィジ~~。
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今朝、9時ころ、ワタシの携帯にばぁばから電話があった。
旅先で何かあったのか?!
心配になる。
「もしも~し♪ お母さんだけどぉ~、どう?変わったことはない??」
・・・。
「はぁ?
変わったこと? ・・・ないけど。」ってか、一晩で変わったことなんてあっちゃ困る。
ばぁばの声は日ごろの声の2オクターブくらい上だ。
もう、それだけで彼女の現在のテンションも手に取るようにわかる。
それに!!
日ごろの“ずぅ・だら・弁”が全く出てこない。
「今ね~、●●さんと、▲▲さんとさ~、朝のバイキング行ってきたんだけどぉ、お母さんご飯もパンも両方食べちゃってさぁ♪
食後にコーヒー飲もうってみんなが言うからさぁ、いつもは飲まないじゃない?お母さん。
でも、今日はみんなと一緒だから飲んだんだよぉ。 ・・・でさぁ、~~~」
聞いたこともない標準語でしゃべる母。(こんな流暢にしゃべれるんだ!と少々驚いた)
お友達は、確かに浜松と静岡の方だ。
その後ろで、母とは全く違う人種の奥様調の笑い声が「オホホホホ」と聞こえる。
チッ、かっこつけてやんの!
ていうかさぁ~~~、ワタシ、今
お仕事中なんですけどぉっ!!!!
ばぁばの話は、放っておけばいくらでも続きそうな勢いだ。
・・・・・・ワタシは、静かに切ボタンを押した。
そんな“アクティブ☆ばぁば”は本日帰宅する。
いつものずぅ・だら・弁に戻っていることだろう。