14日間、それはあまりに短い。


「体調が悪いから病院へ行ってくる」とふらっと出て行ったまま



もう二度と家に戻ることができなかったお義父さん。





こんなにも早く逝ってしまうとは、誰が想像していたでしょうか。






14日間、それはあまりに短い。


病院へ行った時には、時すでに遅く、その時を待つしか術はありませんでした。



出来る限り、家族一緒にいました。



昨日まであんなに元気だったのに。
昨日まで美味しいって言って飲んでいたお酒なのに。





春をようやく感じることができるようになった、この空、この風に触れることがないまま・・


たったの2週間で逝ってしまいました。




2週間なんて、あまりに早すぎます。


14日間で、何ができるというのでしょうか。





最期は、きっと想像の絶する痛みと、一睡もできない苦しさで意識が朦朧とする中


「ありがとう、またね」と孫たちに笑いかけてくれたお義父さん。




またね。なんて言っておきながら、私が着いたのは息をひきとって10分後でした。


眠るようなその顔に、苦しみや痛みは全く感じられません。


全てのことから解放された安堵の表情でした。









寡黙で真面目で優しいお義父さん。


夫はそんなお義父さんにそっくりです。











夫に愛をくれてありがとう。



そして、可愛い娘たちに恵まれたのも、お義父さんがいたからです。




ありがとう、ありがとう。



















追伸:寡黙というのだけは夫と違いました(笑



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この記事へのコメント
素敵なお義父様だったんですね。
きっとお空からご家族のことをしっかり見守ってくれていますよ。
Posted by とみぃ at 2010年04月28日 03:45
>とみぃさん♪

長女が、「イノチ、二つあればいいのに」と泣きながら言った言葉に、周囲が又号泣。

・・これから先、幾度となく経験していかなくてはいけないことなんですよね。

今は慌ただしさの方が手いっぱいですが、きっとじわじわと悲しみが押し寄せるんでしょうね。

オットの凹み具合を見ていると又凹みます。

とみぃさん、ありがとう(*^_^*)
Posted by misato at 2010年04月28日 08:37
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