14日間、それはあまりに短い。

misato

2010年04月27日 22:39


「体調が悪いから病院へ行ってくる」とふらっと出て行ったまま



もう二度と家に戻ることができなかったお義父さん。





こんなにも早く逝ってしまうとは、誰が想像していたでしょうか。








病院へ行った時には、時すでに遅く、その時を待つしか術はありませんでした。



出来る限り、家族一緒にいました。



昨日まであんなに元気だったのに。
昨日まで美味しいって言って飲んでいたお酒なのに。





春をようやく感じることができるようになった、この空、この風に触れることがないまま・・


たったの2週間で逝ってしまいました。




2週間なんて、あまりに早すぎます。


14日間で、何ができるというのでしょうか。





最期は、きっと想像の絶する痛みと、一睡もできない苦しさで意識が朦朧とする中


「ありがとう、またね」と孫たちに笑いかけてくれたお義父さん。




またね。なんて言っておきながら、私が着いたのは息をひきとって10分後でした。


眠るようなその顔に、苦しみや痛みは全く感じられません。


全てのことから解放された安堵の表情でした。









寡黙で真面目で優しいお義父さん。


夫はそんなお義父さんにそっくりです。











夫に愛をくれてありがとう。



そして、可愛い娘たちに恵まれたのも、お義父さんがいたからです。




ありがとう、ありがとう。



















追伸:寡黙というのだけは夫と違いました(笑



関連記事